協働ステーション中央

【開催報告】11/14 専門講座 第2回「明確化した方向性から、連携・協働パートナーなどを考える」

連続講座の2回目は、1回目の講義を通して明確化した自団体の方向性を踏まえ、組織内外と関係を構築し、連携、協働を進めていく意義と方法を学びました。
講師には引き続き、関内イノベーションイニシアティブ株式会社・代表の治田 友香さんと事業スタッフの高瀬 桃子さんを迎えました。

まずは1回目の内容をふりかえり、組織内で再考してきた組織使命、ビジョン・ミッションを発表し合いました。
実際に考えると、適格な言葉にならない、受益者と活動の参加者双方にマッチするものにするには?と難しさを感じたようでした。講師の高瀬さんから、伝わりやすい組織使命にするためには、たくさん言葉を出して削ぎ落すプロセスが必要です。根気よく練って練って言葉を研ぎ澄ましていきましょうとアドバイスがありました。
次に、自団体の活動の成果目標をロジックモデルに落とし込んできたものをペアで共有しました。NPOの活動はやりたい気持ちや使命感で始めること多く、活動の終わり、成果を自分たちで定めることが意外とできていません。組織内外の関係者と意識を合わせ推進力を高めるために、短期・中期・長期の視点で成果を導くことが大切です。今後も運営に行き詰まった時に考えるのに有効なフレームで考えることができました。
第2回目の本題、「組織作り=内部のメンバーとチームを作ること」と定義し、組織内部のメンバーを書き出すワークをしました。NPO組織の特徴はボランティアがいること。報酬の有無、スキルや時間の使い方等、多様な関わり方があり、決まった型はないので、自分たちで整理する必要があります。ミッションや活動に共感するメンバーが気持ちよく長く関われるためにも、率直なコミュニケーションを取ることも大切だと気づかされました。
次に「コミュニティづくり=外部の仲間とネットワークを作ること」を考えました。ネットワークを構築すると、自分たちにない資源を調達でき、いろいろな利害関係者が名を連ねることで、周囲に対する説得力が増します。紹介された事例を参考に、解決したい課題を中心に据え、関係者を整理するステークホルダーマップを作りました。ワークを通じて巻き込める関係者が多くいることに気づき、どの関係者とどの程度の関わりを持つかを検討することに役立ちました。
最後は、行政との連携、協働パートナーについて治田さんから講義。地域社会の課題は単体での解決は難しく、様々なステークホルダーとのネットワークで解決する必要があります。NPOと行政の協働領域という概念を学び、市民と行政双方の協力で領域で事業を行う必要があることを確認しました。
協働提案事業を担うための具体的なアドバイスとして、活動する自治体の指針や制度をよく調べ、自分目線ではなく、受益者がより良い状態になる、他者にも良い影響がもたらされることを考え、説明できることが重要だと学びました。
最終回(第3回「事業継続に必要な資金調達を学ぶ」)は11月26日(木)18:00〜21:00です。

活動の全体像が見えたところで、実際の事業継続に必要な資金調達などについて学びます。また、中長期計画の各要素について一通り考えたことが今の事業にどのような影響を与えるか、行政や企業に協働を持ちかける際にどのように役立つかなどについて理解します。
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