協働ステーション中央

【開催報告】1/18(水)十思カフェ vol.67 「家業継承2.0 職人が築く新たな時代の地域ビジネス」

時代が移りゆくなか、家業を継ぎ、事業を継続するのは容易ではありません。今回はそうした中で、家業の塗料業を活かし新たなアイデアで地域ビジネスを行う「ササキペインツドットコム 佐々木塗料」の佐々木正二さんをゲストにお話を伺いました。腕利き職人を集めた専門家集団でビジネスを立ち上げたり、空き店舗を活用しレンタルスペースを地域に開き、塗料を活かした高蔵染ワークショップを行うなど、地域貢献的な要素も含む佐々木さんのお話をもとに、これからの時代の家業継続、地域資源が循環する仕組み、地域貢献について考えました。

【開催概要】http://chuo.genki365.net/news/hp0001/index01520000.html

ゲストの佐々木さんは、稼業である塗料店の2代目。継いで10年になります。全国約3,000店舗ある同業は廃業傾向にあるのだとか。そうした中、2000年頃からホームページを作成し、ネット販売を進めてきました。
しかし最初の5年は厳しい時代が続いたといいます。今でこそWEBの時代ですが、この業界は取引もFAXが中心のアナログ世界。父から継いだ当初は、世代交代した途端取引を中止されるなどの体験もしたといいます。
そうした中、さまざまな事業にもチャレンジしています。単独での商売が難しくなるなかで、単に商品を売りつけるだけでない付加価値を職人たちと見出す専門家集団「東京塗装」の立ち上げました。
また、一斗缶で販売するだけでなく実際にペンキそのものを知りたいという思いは、皆で塗ってみたり、ペンキを使った染物ブランドとの出会いを生みだしたり、交流拠点&インキュベーションブース「Kamata Base」の立ち上げにもつながったといいます。(C)佐々木塗料
漆喰を活用した商品開発にも取り組みたいといいます。漆喰は、一定の年限抗菌や消臭の効果があるそうです。福祉施設などでも活用されていくことで、社会貢献性と事業性を近づけることができるといいと思います。
後半は自己紹介。会社を継ぐ可能性がある若い方や、実家が八百屋や魚屋であるといった方々、衰退の可能性のある別業種で意見を聞きたいといった方々の参加などもあり、「家業継承」「地域ビジネス」といったキーワードに対する関心の高さもうかがい知る回となりました。
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