社会教育課

あさひかわオープンカレッジ

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム・旭川市教育委員会共催「あさひかわオープンカレッジ」の第6回を平成30年11月3日(土)に旭川市まちなか市民プラザで開催しました。
今年の「あさひかわオープンカレッジ」は「これからの旭川供廚鬟董璽泙烹昂遒ら11月の間に6回開催し,5大学1高専の先生方からお話をしていただきます。

第6回
講座:家庭で生活できない子どもたち〜児童虐待の実情とその対応,そして地域の役割〜
講師:旭川大学 教授 鹿野 誠一

 
   

 第6回目のオープンカレッジは,児童虐待についてのお話でした。児童虐待は2017年度に前年度比1万1203件(9.1%)増の13万3778件となり,1990年度の統計開始以来,27年連続で最多を更新しています。
 児童虐待の件数が数字的に見ると増えいている背景として,社会や子育て環境の変化,法や制度の整備,社会的意識の変化,児相・警察・行政・教育・医療などの変化があるそうです。
 児童虐待について特集したニュースを見せていただきました。番組内では父親に虐待され、旭川育児院で暮らす姉妹が取り上げられていました。姉妹は誰かが虐待に気づいてくれれば,もっと早く助かったと話していました。
 児童養護施設は全国に615施設,北海道には23施設あります。旭川育児院は大正10年に創設され,現在70名近くの子どもたちが暮らしています。
 虐待の連鎖を断ち切るためには,虐待の早期発見・早期対応が大切です。間違っていてもいいので,「虐待かな?」と思ったら市民として躊躇なく通告する責務があります。また,保護者のいない児童や,保護者に監護させることが適当でない児童を,公的責任で社会的に養育し,保護するとともに,養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行う社会的養護も重要です。
 今回の講座では増え続ける児童虐待の実情や旭川育児院の様子を知ることができました。すべての子どもたちが「生まれてきてよかった!」と思える社会にしたいと鹿野先生は仰っていました。そのような社会の実現に向けて,自分に出来ることから取り組みたいと思いました。
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