社会教育課

あさひかわオープンカレッジ

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム・旭川市教育委員会共催「あさひかわオープンカレッジ」の第4回が平成29年10月21日(土)に旭川市まちなか市民プラザで開催されました。
今年の「あさひかわオープンカレッジ」は「旭川のちから」をテーマに9月から11月の間に6回開催し,旭川市内の5大学1高専の先生方からお話をしていただきました。

第4回
講座:コンピュータの中の立体〜作る,取り出す,入り込む
講師:東海大学札幌キャンパス 教授 渡辺 宏二

 
   

 第4回目の講師は,東海大学札幌キャンパス 渡辺宏二教授が務められました。
 講義内容は「コンピュータの中の立体〜作る,取り出す,入り込む」です。

 講義では,はじめに,コンピュータの中の立体を「作る」ことについてお話していただきました。
 3Dモデリングと言われる「立体モデル」を作るには,画像イメージを創り出す「CG」ではなく,データを元に図面を制作する「CAD」を使用します。
 CADで描いた図面やデータを使ってものを作っていきます。
次に,「取り出す」ことについて,渡辺先生に持参いただいた3Dプリンタを使って解説いただきました。
CADで制作したデータを,下から上への「積層情報」に変換し,3Dプリンタに取り込むことで実体化することができます。
 この最先端技術は,既に様々な分野で取り入れられています。
 医療の分野では人工骨やギブスの製造に使われ,科学の分野では3Dプリンタを宇宙船へ積み込み,宇宙で必要な実物の製作も行われています。
 最後に,「入り込む」としてVRを実物と共にご紹介いただきました。
 VRとは「仮想現実」の略で,実際に現物には無いものを現実であるかのように体験できる技術のことです。写真では,ゴーグル型の製品を装着しています。
2016年は「VR元年」と呼ばれ,20年前には一千万円した商品が,高度化・小型化し,数万円で手に入り,100円均一でも購入できるようになりました。
「作る」「取り出す」「入り込む」技術は,個人レベルのものつくりの可能性を広げるとともに,製造業全般の在り方を変え,新しいコミュニケーションの場を作ることに繋がることを学びました。
 実物に触れながらの講義は,高度な技術を身近に感じることができる良い機会となりました。
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