社会教育課

あさひかわオープンカレッジ

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム・旭川市教育委員会共催「あさひかわオープンカレッジ」の第1回を平成29年9月9日(土)に旭川市まちなか市民プラザで開催しました。
今年の「あさひかわオープンカレッジ」は「これからの旭川」をテーマに9月から11月の間に6回開催し,旭川市内の5大学1高専の先生方からお話をしていただきました。

第1回
講座:東日本大震災から学ぶこれからの旭川〜被災地における子ども支援を手がかりに〜
講師: 旭川大学短期大学部幼児教育学科 准教授 清水 冬樹

 
   

 第1回目の講師は,旭川大学短期大学部幼児教育学科 清水冬樹准教授が務められました。

 講義内容は「東日本大震災から学ぶこれからの旭川〜被災地における子ども支援を手がかりに〜」です。


 東日本大震災で被害を受けた子ども達の居場所についてお話がありました。
 大震災では,仮設住宅設置のために,子ども達の遊び場である公園や学校の校庭が失われました。
 特に学童保育等の事業を受けられない青年期の中高生は,自宅と学校の行き来のみとなり,夜中に駅周辺でストレスを発散する姿が見られたということです。
 青年期の子どもは話を聴いてほしい時期なので,日常生活にあり,誰しもがアクセスできる学習支援の場が大きな役割を果たします。学習支援の場は,子どもにとって「話を聞いてもらえる」「食事の提供を受けられる」「安心感が得られる」「挑戦できる」場となり,自己肯定感や将来に対する希望を与えます。
 その結果,大学への進学や,ワークショップ,ボランティア活動への参加に繋げる効果があるということです。また,子ども時代に地域に愛された子ども達は地域を出ても地域を見捨てないそうです。 
旭川の子どもたちの実態についてのお話もありました。
 清水先生の仮説では,都会に出ることや希望の進学先を探して旭川から流出する青年達は一定の割合で所得階層が高いが,旭川に残る青年達には貧困問題の可能性があるということです。貧困状態にあると,子どもの自己肯定感が低くなるというデータがあるそうです。
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