社会教育課

あさひかわオープンカレッジ

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム・旭川市教育委員会共催「あさひかわオープンカレッジ」の第6回が平成28年11月26日(土)に旭川市まちなか市民プラザで開催されました。
今年の「あさひかわオープンカレッジ」は「旭川のちから」をテーマに10月から11月の間に6回開催し,旭川市内の5大学1高専の先生方からお話をしていただきます。

第6回
講座:「染色体から遺伝を知る,そして未来の生命と健康を考える」
講師:旭川医科大学 教授 立野 裕幸

 
   

第6回目の講師は,旭川医科大学 立野 裕幸先生が務められました。

講義内容は「染色体から遺伝を知る,そして未来の生命と健康を考える」です。

はじめに,染色体の魅力について「見える」「動く」「多様である」の3点についてお話いただきました。

染色体はDNAとタンパク質が結合してできており,細胞の核の中に収められています。

染色体の数と形は生物の種類によって千差万別であり,「生物の歴史は染色体に記されている」と言われるように,染色体を観察することで,生物がどういったプロセスで進化を遂げてきたかが分かるそうです。
また,染色体は「遺伝子の運び屋」といわれ,血液型の違いやまぶたが一重か二重かなど,いろいろな遺伝形質を持って体細胞分裂を繰り返します。

そして,受精によって遺伝的多様性が増大します。
一人一人は遺伝的に異なる唯一無二の存在といえます。
染色体は,遺伝子を運びながら様々な動きを繰り返すため,時には,染色体の数や形が変化することがあります。

一般的に知られる「ダウン症」もそのひとつであり,ダウン症のある人へのアンケート調査では,90%以上の人が「幸せに思う」と応えており,19歳以上の7割以上が一般企業や作業場で働いています。
「みんな完璧ではない,個性を認め合う社会になってほしい」とお話いただきました。

参加者からは,「専門的な難しい内容を大変分かりやすく教えていただいた」という声が聞かれ,改めて命の神秘を知る時間となりました。



○今年度のオープンカレッジは終了です。
内容に富んだ講義となり,様々な方に受講いただき有意義な時間となりました。
ありがとうございました。
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