足立区演劇連盟

2011年1月16日、歓喜の演Vol.10「白秋の世界」の本番公演の様子をご覧下さい。

初めは わらべたち! 「邪宗門秘曲」 多分この詩を初めて見て、読むのをあきらめた方も多いのでは? そのチンプンカンプンな言葉を一番早く覚えたのは、子どもたちでした。かわいいでしょ?
「ぎやまんの壺に盛られて夜となれば火点るという。」同じく邪宗門秘曲。 動きもあります。
白秋は不倫の罪を着せられて、投獄される。その監獄の獄卒の役のOさん。
去年は赤ずきんのオオカミ(大神)でした。
罪人たちは狂言方が演じました。いい顔です。
「ンでがんす」「なんじゃがんす?」 言葉が弾むと嬉しいです。
演出の山下は、北原白秋(隆吉)は初めからこの人!と思っていたようです。いつまでも子どもの心を持つKさん。お疲れ様。高齢のお母様が本番前に手術を受け、ご心配でした。本当にありがとう。

不倫騒動の後、第一の妻となった俊子をナルミが演じました。
狂言チームの見モノ(?)は3組の女房たち。これは一の女房です。いずれも4人組で噂話大好きのわわしい女たちです。白秋の不倫騒動に大興奮!
けして幸せではなかった(?)俊子と隆吉。出会いは不倫めいていても、ほんに好きになっていった・・・のに、父からも母からも反対されて・・・
これが父長太郎。この芝居の中では怒りまくっていますが、本当は穏やかな方だったとか。 
しかし見事な怒り方で。元気でこれからも狂言の稽古に励みましょうね、Kさん。
まかり出でたるは、亀でござる。 これを見て亀とは思えないですね。「麗空」(れいくう)という詩に登場しました。
麗らかな 麗らかな 何とも彼ともいへぬ麗らかな、雲がふはりと空に居る。・・・正覚坊(しょうがくぼう)が空に居る。・・・   正確に言えば 亀の腹です。何百の風船が詰め込んである・・・
そして亀の甲羅です。 2人の男性が高さ4メートルの亀を掲げて通り過ぎました。その間わずか60秒?
プランから作製まで約3ヶ月。まあこんなもんですよ。
狂言の2人の小学6年生が雀役で活躍しました。 手にする白いモノは隆吉の投げた米粒。「ほうれ、雀よ。僕らにはたった一粒だけど、君たちには素敵に大きいじゃないか。」 雀が答えます。「当たり前じゃい、サイズが違ふ!」
人間の小さな子どもがひとり、両手を両の目に当てて、声をあげて、心ゆくまで泣いていた。
「なんだか知んねえやい」   
おお、子どもよ、私は何もしらない。
ご存知「あわて床屋」 父蟹と子蟹 兎 そしてドジョウと馬とヤギも登場する奇想天外の「バーバー蟹兵衛」にようこそ! 子どもの歌声と狂言のセリフがベストマッチ!!
「葉っぱっぱ」という詩をご存じでしたか? 私も知りませんでした。こんなにすごい詩があったのですね。 まるで梁塵秘抄の世界。遊びをせんとやの心そのまま。
「いばらの葉っぱにゃお針がついてる。花の無い葉っぱは花のよに咲いてる。それでも葉っぱは葉っぱっぱ。」 
合唱も入り、「落葉松」で終わります。 
「白秋の世界」 いかがでしたか?
区民の区民による素晴らしい世界が生まれました。皆さんありがとう。
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